「マネーフロー・チャート」は、日本ではあまりなじみのないテクニカル分析で、アメリカでよく利用されています。「マネーフロー・チャート」の特異性は、「お金」の動きに注目するという点にあります。この点に関しては、出来高に注目する指標であるOBVに少し近いものがあると思います。
「マネーフロー・チャート」は、ある時点での価格を基準として、その価格より1円でも高い価格で売買が成立すれば、その売買代金を累計売買代金に足します。反対にその価格より1円でも低い価格で売買が成立すれば、その売買代金を累計売買代金から引きます。
このように計算するのは、「マネーフロー・チャート」が、「価格が上がると資金がそこへ入ってくる」、「価格が下がると資金がそこから出ていく」という考えによってできた分析方法だからです。投資家による資金の流入・流出に着目しているということです。
これにより、「お金の流れ」を掴み、将来的な価格の変動予測につなげようとするのが「マネーフロー・チャート」なのです。
マネーフロー・チャート
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