「 テクニカルのあれこれ 」一覧
マネーフロー・チャート
「マネーフロー・チャート」は、日本ではあまりなじみのないテクニカル分析で、アメリカでよく利用されています。「マネーフロー・チャート」の特異性は、「お金」の動きに注目するという点にあります。この点に関しては、出来高に注目する指標であるOBVに少し近いものがあると思います。 「マネーフロー・チャート」は...
一目均衡表(その2)
一目均衡表には、転換線と基準線が存在し、この2つの線の動きでマーケットのトレンド転換を判断できます。転換線とは、過去9日間の高値と安値の中間値の推移を示し、基準線とは過去26日間の高値と安値の中間値の推移を示しています。 したがって、基準線が横ばいの形となっているときはマーケットに方向感がないことを...
一目均衡表(その1)
一目均衡表は、線と雲を用いてマーケットの方向性を判断するテクニカル指標です。一目均衡表の特徴は、時間軸を重視している点にあります。その点で「雲」という存在があります。 雲は、先行スパン1と先行スパン2、それに遅行スパンで構成されています。とくに重視すべきは2つの先行スパンです。先行スパン1は、転換線...
ポイント&フィギュア
ポイント&フィギュアは価格の上昇を×で、価格の下落を○で表示するテクニカル指標の一つです。 一般的なテクニカル指標では時間の概念がありますが、ポイント&フィギュアには時間の概念が無いと言うのが特徴的です。 ポイント&フィギュアでは主にパターン分析、トレンド分析、カウンティング分析と3つの分析方法があ...
サイコロジカルライン
サイコロジカルラインとは、投資家の心理状態を表している指標です。 投資を行っているのは人間ですから、5日連続相場が上昇したら、 「もうこれ以上はあがらないだろう」「そろそろ下がるのではないか」 と考えてしまいがちです。 これを数値化したのが、サイコロジカルラインです。 具体的には、過去12営業日のな...
オシレーター ストキャスティックス
ストキャスティックスは視覚的に分かり易いオシレーター系指標のうちの一つです。 このストキャスティックスには主に%K、%D、Slow%Dと3本のラインがあります。 %Kと%Dは価格の変動に対しての反応が良く、Slow%Dは比較的反応が遅いと言う違いがあります。 %Kと%Dの数値が20%から30%以下で...
オシレーター ラリー・ウィリアムズの%R
今回は、「ラリー・ウィリアムズの%R」という指標について説明します。 「ラリー・ウィリアムズの%R」は、オシレーター系の指標のうちの一つです。オシレーター系の指標とは、過去の値動きを基準に、今の価格が高いか(買われ過ぎ)・安いか(売られ過ぎ)を判断する指標になります。この指標を求める計算式は、%R=...
オシレーター DMI
今回は、FXにおいて利用できる指標である「DMI」について紹介します。 FXや株式取引をやった経験のある人は分かるかもしれませんが、誰もが、こうした取引においてテクニカル指標を利用しています。「DMI」も、そのうちの1つです。 テクニカル指標には、トレンド系指標とオシレーター系指標の2種類に大別され...
オシレーター RSI
RSIは、買われすぎと売られすぎを表す代表的なテクニカル指標です。RSIの算出方法は、例えば5日間のRSIとすると、5日間の上昇値幅16円を上昇値幅16円プラス下落値幅14円で割ると、53.3%となります。このRSIが80%を超えると買われすぎと判断されて、20%を下回ると売られすぎと判断されるので...